2018年 第92回 装苑賞
2018年 第92回 装苑賞 南方 一
「愛しきもの」
身近にいるペットや人が食用としている動物、野生の動物などにフォーカスし、服としてのかわいらしさや強さを表現するとともに、人々が日常でどれだけ動物から影響を受けているのかを、今一度気づくことができるストレートな作品にしたいと思いました。主に生地を織る前の生糸を使用しています。
2018年 第92回 装苑賞 佳作一位 宇津木陽多
「公道fashion」
自分の趣味である、車やバイクのカスタムカルチャーからインスピレーションを受け制作。車の素材として使用されるFRPやカーボンレザー、アルカンターラレザーなどを用い、布の動きを立体的に表現。ドレープを固める作業は手探りだったため、一から考えながら進めていきましたが、失敗も多く大変な作業でした。
2018年 第92回 装苑賞 佳作二位 伊藤里緒
「Peace」
「日本は平和な〝国〟だ」という言葉をよく耳にします。でも本当に〝国〟は平和なのか。平和なのは〝国〟ではなく〝人間〟なのでは? という違和感から着想しました。スピンドルひもにワイヤを通したものと、オペコットやスーパーストレッチニットをカットしカーリングしたものをひもにして、編みで服を制作しました。